
窯元に聞いた話から
今回は…叶願は「手作りの工芸品、伝統工芸品を」と謳っています。が、この二つの違いって何でしょう?と言う素朴な疑問に突き当たったと言う話です。
先日、都内にある窯元で陶芸家の方とお会いしました。すると、その方から「伝統工芸と言っても、人間の歴史から考えたら僅かな期間でしょ」と切り出されました。開窯は新しい窯元ですが、その技法は古い歴史を持っているので、その話がでるのかなぁ?と思っていたら、まるで逆の話でスタート。そして、そのお話に繋がって出てきたのが「陶芸家って『陶芸家だよ』と言い出せば陶芸家なのよ」と。
その理論を考えてみると「料理研究家です」「自営業です」「ブロガーです」「Youtuberです」…成れますね(笑)。
更に仰るのは「技法は確かに伝統的なものもあるけれど、◯◯焼きと言っても、単に地名を付けているだけで特徴なんてないのも多いんだよ。焼き物はね、割れ物だから壊れる事が前提だしね」と。
確かに、幾つかの窯元や作家さんとお会いしていると、焼き物の技法について伝統、歴史を語られる人は少ないように思います。
では伝統工芸をどう考えるか?
一つは、地元や国の指定で「伝統工芸」や「伝統工芸師」などの指定を受ければ、伝統工芸になると思います。そしてもう一つは、そういったお墨付きが無くても、家業として、あるいは誰かに師事して技法を受け継いで作品を作っていても私は伝統があると思っています。そして、もう一つは今は作られていない工芸品を復活させていこうとしている人たちも伝統工芸を担っていると思うのです。その中には過去とは違い、現代的な意匠が取り込まれていたりするのかも知れません。が、過去の工芸品を見て、再現する力があれば、それはその工芸品を作っていた人の「死後の門弟」となって作られているのではないでしょうか?そして、そういった作品は、多くの人が値段の高低に関わらず、大切に使って頂けると思っています。
日本にはいっぱい、伝統工芸があると思う
私の考え方だと余りに広義なのかも知れません。が、そういった「ものづくり」を大切にしてきたのが日本の伝統の一つだと思うんですね。そして、そういった職人さんや作家さんとお会いすると、どういった考えで作り続けているのかを表面的でもうかがい知る事ができてきていると思います。多くの場合「うちは◯◯の部品を作るのが専門だから」「何作れば良いの?あー無理だね」と言われるのですが、そう言われても全然平気です。ねちっこく口説き落とす努力もすべきでしょうが、そういった場面ではアッサリと引き下がっています。というのも、大抵の場合、そういった工房さんや職人さんは充分、商売が回っていて後継者の不安もないからだと想像するからです。特に会社組織になっていれば、ダメ元でお尋ねすることが多いので。
ただ、それでもお尋ねするのは、もしかしたら今までとは違うアプローチを考えている方がいれば、是非、一緒に考えてみたいと思っているからです。だから、お尋ねして話を聞いて頂けるとかなり喜んでいる私です。そして、そのアプローチで、伝統的な技法を使った作品を「普段使い」するような形でお届けできれば、そして所願成就に繋がるようにと考えています。
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